コールドストーンの閉店理由はなぜ?原材料高騰や人手不足が原因?

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コールドストーンの閉店理由はなぜ?原材料高騰や人手不足が原因?

米国発のアイスクリーム専門店としてブームを巻き起こした「コールド・ストーン・クリーマリー」の閉店ラッシュが大きな話題になっています。

コールドストーンは閉店理由については「非公開」としていますが、人気アイスクリーム店に何が起こっているのでしょうか?

東京唯一の店舗である原宿店も2025年4月28日に閉店が決まり、これまでも日本国内の店舗数が激減しているようです。

コールドストーンは閉店理由を明らかにしていませんので、今回の記事では閉店ラッシュが続いている理由について考察してみました。

目次

コールドストーン閉店理由はなぜ?背景をざっくり解説!

コールドストーンの閉店理由はなぜ?原材料高騰や人手不足が原因?

コールドストーンが続々と閉店しているというニュースを見て「なんで?」と思った人も多いのではないでしょうか?

実は閉店は単なる流行り廃りではない、深い理由があることが考えられます。

そもそもコールドストーンはどんなお店なのでしょうか?

そしていつから閉店ラッシュが始まったのか?ざっくり解説していきますね!

そもそもコールドストーンってどんなお店?

コールドストーン・クリーマリーは、1988年にアメリカ・アリゾナ州で生まれたアイスクリームチェーンです。

注文を受けてから、マイナス9度の石の上でアイスとフルーツ、ナッツなどのトッピングを混ぜ合わせる「歌いながら作る」スタイルで話題になりました。

2005年に日本に上陸すると、カラフルで写真映えする見た目と、スタッフが歌いながら作ってくれるパフォーマンスがウケて全国に拡大。

そして、東京唯一の店舗である原宿店は表参道から一本入った通りに2023年6月にオープン。

一時は30店舗以上まで増えたほどの人気ぶりでした。

さらに、2014年には「銀だこ」でおなじみのホットランドが日本での運営を引き継ぎ、2019年には完全に吸収合併されています。

ただ、パフォーマンス重視の運営や価格帯の高さが徐々にネックとなり、コロナ禍での接触回避の風潮も影響して、客足が遠のくように…。

おそらく、ここから閉店ラッシュが始まっていったようです。

閉店が相次いだのはいつから?現在の店舗数は?

実はコールドストーンの閉店ラッシュが本格化したのは、2010年代後半からです。

特にコロナ禍を迎えた2020年以降、接触パフォーマンスが売りのコールドストーンは厳しい状況に追い込まれました。

実際に2018年にはすでに3800万円の赤字を出し、債務超過の状態に。

2022年時点で店舗数はなんと2店舗にまで激減していたようです。

そして2023年6月にオープンした原宿店も2025年4月28日に閉店することが発表され、多くのファンが驚きの声をあげることになりました。

また、同時期に「佐野プレミアム・アウトレット店」も2025年5月6日に閉店が予定。

日本全国で残るのは三重県の「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店」1店舗のみという状況に追い込まれています。

コールドストーン閉店の本当の理由3選!

コールドストーンの閉店理由はなぜ?原材料高騰や人手不足が原因?

一時は全国に30店舗以上を展開していたコールドストーンですが、なぜここまで閉店が続いてしまったのでしょうか?

その理由は、単なるブームの終了だけではないと推測できます。

ここでは、特に影響が大きかったと考えられる「3つの閉店理由」に絞って、詳しく見ていきましょう!

閉店理由については、あくまで考察になりますのでご了承ください。

理由①:物価高で原材料高騰が止まらない!

コールドストーンの閉店理由としてまず挙げられるのが「物価高による原材料の高騰」です。

アイスクリームに欠かせない乳製品やフルーツ、輸入チョコレートなどが軒並み値上がりし、店舗運営の負担が増加。

さらにワッフルボウルやオリジナル包装といった独自アイテムも多く、見た目や体験のクオリティを維持するためにはコストを削れない事情も。

結果として価格が下げられず「高すぎて気軽に買えない…」という印象を、消費者が感じたことが大きいのではないでしょうか。

こうした背景から、特に若者層のリピート率が落ち、売上減へとつながったと考えられます。

2024年以降、コールドストーンに限らず、飲食店は原材料高騰に悲鳴をあげている状況が続いています。

理由②:人手不足で接客スタイルが維持できない

コールドストーンといえば、やっぱり「歌いながらアイスを作ってくれる接客」が印象的ですよね。

でも実はこの“歌って作る”スタイルこそが、店舗運営にとってかなりの負担だったんです。

普通のアイス店よりもスタッフの教育に時間がかかることは間違いありません。

コールドストーン独自のスタイルをが、スタッフのモチベーション低下と人手不足に繋がったのではないでしょうか。

また、コロナ禍での接触回避もあり「歌いながらの提供」というスタイルが難しくなり、ブラントイメージが低下したことが考えられます。

こうした中で「もう普通のアイスと変わらないよね?」と思う消費者が増えたのも、閉店の一因になったと考えられます。

理由③:ブームの終焉と競合スイーツの台頭

どんなに人気だったお店でも「ブームが過ぎる」と、集客は一気に厳しくなりますよね。

コールドストーンも例外ではなく、2005年の日本上陸から独特の接客スタイルは大人気でしたが、数年後には新しいトレンドに押される形に。

タピオカブームや韓国スイーツが話題になる中で、コールドストーンは忘れられる存在になったのではないでしょうか。

しかも、新しいスイーツ店はテイクアウトや低価格に強みがあり、一時期は若い年齢層から圧倒的な支持を得ていました。

一方、コールドストーンは接客や演出に重きを置いていたため、どうしても回転率が低く時代の流れに乗りきれなかった印象もありそうです。

つまり、競合が増えすぎたことも、閉店ラッシュに拍車をかけた要因のひとつだったと言えそうです。

まとめ

今回の記事では「コールドストーンの閉店理由」について考察してみました。

公式に発表はされていませんが、コールドストーンの閉店理由は以下が考えられます。

  • 物価高
  • 原材料の高騰
  • 人手不足
  • ブームの終焉

まだ、完全に閉店にはなっていませんが、これから物価高が続けば最後の店舗も閉店の可能性がありそうです。

もう日本国内で食べられない可能性もありますので、閉店前に食べて思い出を作っておくのがおすすめです。

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